星の世界はとても魅力的なので、今現在たくさんの人が占星術に触れ、学んでいます。

自分自身のため、周りの人のため、誰かの役に立つため。その理由はさまざまだと思います。

けれど、学んでいるなかで
「思うように星読みができない」「もっと知識を身につけなくちゃ」
そんな風に壁を感じて立ち止まってしまう人が少なくともいるようです。

人気の占い師さんを見て「なんであんなふうに自由な発想で星が読めるんだろう？」と、あなたも一度は思ったことがあるかもしれません。

どうしたら星をもっと自分らしく読めるようになるのか。
どうしたら人の心に届くような星読みができるようになるのか。

もしも、その方法を伝えることができれば、もっと多くの人が占星術を自分らしく使いこなして自分の世界観で星を読めるようになるのに…

今回の講座は、占星術やこころの専門家がそんな事を考えながらボランタリーな思いで制作をスタートさせました。

占星術は歴史が長いぶん、伝統的な考え方や統計的なデータがたくさんあります。
それは占星術を形作る魅力のひとつです。

ですが、そこにとらわれてしまい「伝統や統計的な正しさに当てはめなきゃ」という考え方に傾いてしまったり、「まずは知識を暗記しなければいけない」と頑張ってしまうことがあります。

占星術を学ぶのに大切なのは正しく読むことや情報を暗記することではなく、もっと軽やかに、星を使いこなす道があることだと私たちは考えています。

それは、今まで誰もが語ってこなかった「占星術を身につけるコツ」や「スムーズに星が読めるようになる考え方の土台」と言ってもいいでしょう。

その土台ができれば、「覚えなくちゃ、と大変に感じていた多くの情報」が一気に味方になり、「知識の数だけ、星は自由に読めるんだ」ということを実感できます。
コツをつかみ、考え方の土台を作ることで、今とは違う感覚で、もっと流れるように星を使いこなせるようになります。

では、占星術を自由自在に使いこなすためのコツや考え方の土台とは、一体どんなものでしょうか？

星を使いこなせるようになるコツは、「星読みの枠組み」を身につけることだとお伝えしました。

この講座でお伝えする「枠組みの範囲」を身につけるだけでも充分星は読めるようになりますが、あなたにはぜひもう一歩先の世界へ進んでほしいと思っています。

わたしたちがあなたをお連れしたいのは、
「自分らしい星読みができるようになる」という世界です。

あなたが「素敵だな」「こんな風に星を読んでみたいな」と感じる占星術師さんは、どのような方でしょうか。おそらく、教科書通りの星読みをするのではなく、その方の個性が感じられるような星の読み方をされていると思います。

星読みは、「自分の個性」と「星の知識」をつなぎ合わせたとき、大きな輝きを放つもの。
もしあなたが「憧れの占星術師さんのように星読みしたい」と考えているのなら、憧れる気持ちは大切に取っておきつつ、一度「自分の個性」のほうに目を向けてみましょう。

「違う誰かになろうとすること」から「自分だからできること」へ視点を変えてみることで、自分に心地良くフィットする星の読み方が、驚くほどすぐに見つかるのです。

講座では、この「自分らしい星読みができるようになるポイント」についてもお伝えしていきます。

まず、星から連想するものや言葉を、あなたが思いつくままに広げていきます。
自分の情報ネットワークと占星術の知識を結び付けて、自分だけの地図を作成していくイメージです。

情報ネットワークとは、感覚やこれまでの体験、学んできた知識など、今のあなたを形作るすべての情報のこと。
あなただけが持つ情報と星の知識を結び付けるからこそ、「自分らしい星読み」のベースが自然と生まれます。

占星術の知識を暗記するだけでは、あなたの個性は輝きません。
あなたが持っている素晴らしい資質を、ぜひ星読みにも生かしてあげてください。